ボクっ娘表記のメジャー度調べたよー!

ボクっ娘」を意味するキーワードを、単語ごとに区切って、漢字・ひらがな・カタカナ表記の組み合わせを総当りし、どの表記がメジャーかを調べてみたよ!
「ぼく(ボク、僕)・っ(ッ)・こ(コ、子、娘)」「ぼく(ボク、僕)・おんな(オンナ、女)」「ぼく(ボク、僕)・しょうじょ(ショウジョ、少女)」で、数式にすると、

3×2×4+3×3+3×3=42

の計42通りだよ!わーい!誰得なんだ!これ!



結論:
3種類の全体的な呼び方のメジャー度を比較すると、

ぼくっこ > ぼくおんな > ぼくしょうじょ

といった具合。

そして42項目中、最もメジャーだったのは「僕っこ」。続いてボクっ娘」「ぼくっ子」という結果でした。

1〜9位までを「ぼくっこ」が占拠しています。全体に占める割合は88.7%。つまりこのジャンルの名称は「ぼくっこ」で合意が形成されていると考えて良いかと。


WEB上の変換文字列なので「僕っこ」が1位というのは、まぁ、納得です。
ですが、以前Twitterでも申し上げました通り、私としては「ボクっ娘」という表記を今後推していきたいです。*1

また、「ぼくっこ」の集合のみで考えた場合、「ボクっ娘」は「カタカナ+ひらがな+漢字」という、一発では変換しづらい文字列ですが、同様の組み合わせのものを圧倒的に引き離していること、かつ、全体でも2位というところから、やはり皆さん、この字面の持つマッチ具合を感じ取って選択しているのかな、という気がします。

それに、1〜4位までは件数の比率が10:8:7:6で固まっており、あとは単純に変換のしやすさの問題なのかな、と。


一方、「ボク少女」なんて42項目中18位だし、他の同音表記なんて全て33位以下です。(合計しても全体に占める割合はたったの0.84%!)なのに、2012年7月現在、未だにキャプションとして「ボク少女」を採用しているWikipediaが如何に遅れているか分かりますね!w ボクっ娘に関してはWikipediaよりUncyclopediaの方が正確かつ充実しているという逆転現象が起きているんです。面白いですね。


以下、調査結果。

順位 表記 ヒット件数
1 僕 っ こ 614,000
2 ボク っ 娘 507,000
3 ぼく っ 子 448,000
4 ボク っ こ 374,000
5 僕 っ 子 203,000
6 僕 っ 娘 176,000
7 ぼく っ こ 122,000
8 ボク っ 子 113,000
9 ぼく っ 娘 106,000
10 僕 女 87,600
11 ボク ッ 娘 34,200
12 僕 ッ 子 31,000
13 僕 っ コ 29,900
14 ボク っ コ 22,200
15 ボク 女 20,400
16 僕 ッ 娘 19,100
17 僕 ッ コ 18,900
18 ボク 少女 17,500
19 ぼく おんな 11,100
20 ボク ッ 子 9,530
21 僕 少女 5,660
22 ぼく 女 4,780
23 ぼく っ コ 4,680
24 僕 ッ こ 4,060
25 僕 おんな 3,820
26 ボク ッ コ 3,040
27 ぼく ッ 子 2,850
28 ぼく ッ 娘 2,460
29 ボク ッ こ 1,310
30 僕 オンナ 1,100
31 ぼく 少女 980
32 ボク おんな 943
33 ぼく しょうじょ 658
34 ボク しょうじょ 489
35 ボク オンナ 314
36 ぼく ッ コ 132
37 ぼく オンナ 64
38 僕 しょうじょ 8
39 ぼく ッ こ 7
40 ボク ショウジョ 2
41 ぼく ショウジョ 0
42 僕 ショウジョ 0

(協力:Google先生(ダブルクオーテーションで囲った結果))

*1:日本語では、一般的に漢字で書かれる単語を新しい意味合いで使う時、「」を使ったり、カタカナで表記したりして、差別化を図る慣習がある。ゆえに、男性の一般的な一人称である”僕”と区別して”ボク”、”ッ”より柔らかい感じの”っ”、若い女の子であることを表すための”娘”で「ボクっ娘」としたい。