「さよなら絶望先生」、SPA!で紹介される

現在発売中の週刊SPA!(1/31号)P113で「さよなら絶望先生」を紹介する記事が載っていました!

久々にSPA!を手に取りましたよ。
「ゴー宣」がSAPIOに移籍したとき以来かな。(それは久々過ぎだろ)

ギャグとはいえ主人公の首吊り(先生曰く「芸風」)という、およそ少年誌の巻頭カラー新連載とはとは思えぬ始まり方をしたその「不穏さ」を維持しつつ、連載陣や編集部への風刺といったタブーに触れるネタの連打、時事ネタを豊富に盛り込むスピード感が快い。

あの冒頭は確かに衝撃的でした。(笑)
以下は第一話を読んだ私の心理状態の変遷です。

読前「お、今週からマガジンで久米田先生の新連載始まるじゃん。今度はアニメ化出来るといいねぇ〜♪」

読後「アニメ化無理・・・。
  ゴールデンでこんな場面絶対無理・・・。(どよんど・・・)」

毒舌がどす黒く渦巻くが、絵柄は常に白っぽく抜けが良い。
うっかり読後に爽やかさを感じてしまうのは、作者のマジカルな手腕と言えよう。


そうですね。
「より少ない線でより綺麗な絵」を目指しているだけあって、久米田先生の漫画は絵がとってもスッキリして見やすいのです。
これは、ああいう内容の漫画を描くにあたって読者の不快感を強めないための、意外と重要なポイントなのではないでしょうか。ああいうのって私好みの絵です。*1


文責の斎藤宣彦さんは漫画評論や漫画表現論でお仕事をなさっている方のようです。
私の記憶では他紙に絶望先生の紹介記事が載ったのはこれが初めてなのでは?
良かったですね。久米田先生♪

詳しい内容は実際に読んでお確かめください。
週刊SPA!(扶桑社)はお近くの書店・コンビニにて発売中です!

*1:反対に線がやたら多くて書き込んである絵はいくら上手でも受け付けない感じです。そういった理由から、強い興味があるにも関わらず「ジョジョ」は未だに読んでません。もったいないけど。たまに背景とキャラクターを分かつ線が良く分からない漫画家さん居ますよね。ああいうのはもう読む気すら起きません。