『俗・さよなら絶望先生』OPの気持ち悪さ演出
1期は少女たちの緊縛*1によるエロ。
そして2期は解体新書の贓物図をブチ撒けたグロでした。
こう来ると3期はナンセンス・・・?w
あ、3期自体がナンセンス?!(←黙れ)
1期OP・2期OPの対比、詳しい批評などはたまごまご氏にお任せするとして。
「さよなら絶望先生」OPにみる、少女解体とオブジェ観 - たまごまごごはん
「俗・さよなら絶望先生」OPに見る躁の心とエログロナンセンス - たまごまごごはん
どちらのOPも「嫌〜な感じ」を出すための演出が施されています。『人として〜』の方は絶望少女たちの顔を判に挿げ替えて人格を奪い、まるで魂が抜けた木偶の坊かゾンビかのようにフラフラ歩かせることで不気味さを表現。
【参考動画】
そして『空想ルンバ』では人体解剖図でストレートな気持ち悪さを出しています。
【参考動画】
だけどなんかそれだけじゃないんですよね。『空想〜』の方は何かこう、別の気持ち悪さというか、不安定な気持ちを呼び起こす何かがある。何だろうと考えていて、気付きました。カット割りのタイミングが気持ち悪い。
そう。具体的には「俺の値段を〜」の前まで。Aメロです。
・・・・・・パン、パン・・・・・・パン、パン・・・・・・パン、パン・・・・・・
まるでゆっくりと脈打っているかのようなリズムでの切り替わり方をしています。見ていて不安定になる理由の一端がわかったような気がしました。
ちなみに『人として〜』では最初から最後までリズムに沿ったカット割り、『空想〜』も「俺の値段を〜」以後は音楽に合ったタイミングで映像が切り替わっています。
え?「やだ・・・そんなところに気付くなんて、ズゴックさんたらやたらとハイセンス・・・。抱いて・・・。」ですと?!
そんな貴女を見て私の一部がフルヘッヘンド。
*1:”束縛”じゃないよ!これだから素人は!