「京都国際マンガミュージアム」に行ってきたよ

こんにちは。ズゴックです。
本日は一周年*1企画としてスペシャルレポートをお送りします。
絶望先生とは全く関係ないけどな!

さぁ、今日はゲストに藤吉さんをお迎えしてマンガについて語りますよ!

加賀愛「すいませんすいません!」

あれ?藤吉さんは?

加賀愛「あの・・・・・・なんでも『冬コミが迫ってるからあんなのに構ってる暇はない』って・・・」

ああ、そうか。なるほどね。あんなの。あん・・・・・・なんだーコラ!”あんなの”か!俺は”あんなの”か!

加賀愛「ごめんなさいごめんなさい!私じゃ不十分ですよね?!すぐ帰ります!」

いやいやいやいや。待ちたまえ。これは結果オーライだ。少なくともどこぞの猟奇女なみ平よりは100万倍ましだよ。それに俺、君みたいな謙虚な女性好きだな・・・・・・。どうだい、良かったらこのレポートが終わった後一緒にお茶d

加賀愛「ごめんなさいごめんなさい!」

うおおおおい!ごめんなさいなのかよ!では早速参ります!(泣)

実は11/25、京都市に「京都国際マンガミュージアム」という施設がオープンしたので行ってきました!この施設は国内初となる総合的漫画博物館で、現時点で約20万冊もの漫画が所蔵されているんですね。なぜ京都に?と疑問の方も多いでしょうが、このミュージアムの設立にも深く関わっている京都精華大学では今年から日本初の「マンガ学部」が新設されたことが話題になりましたし、京都駅には手塚治虫ワールドがあったり、京都国立博物館には日本漫画のはしりに位置づけられている「鳥獣戯画」も所蔵されております。京都と漫画との縁は深いのです。


【正門】


【外観】

加賀愛「わぁ 入り口の右側にカフェがありますよ」

一度入場券を買ったらその日は何度も出入りできるから、館内を回るのに疲れたらここで一休みするのもいいかもね。(マンガは持ち出しちゃダメだよ。)

加賀愛「はっ?!ごめんなさい!私がこんなところに居たら午後の優雅なひと時をオープンカフェで過ごすオシャレピープルなみなさんの迷惑になりますよね?(おろおろ)」

それ加害妄想だから・・・。

加賀愛「階段の段差が小さくて歩き難いです・・・。」

うーん、この建物は旧・龍池小学校の校舎を改築したものだからね。意外と複雑な構造になってて迷路気分だよこりゃ。

加賀愛「狭いですね この廊下 ・・・・・・もしかして私 通行の邪魔になってますか?!(おろおろ)」

いや、大丈夫だから・・・。
地下には雑誌が資料として保存されております。触れることはできません。80年代のジャンプ読みてええ!


【トイレ】

トイレのマークもマンガチック。こういった遊び心はいいですね。

ちなみにこのミュージアムでは只今「世界のマンガ展」と題して世界各国のマンガ事情、日本のマンガの歴史、今後のマンガの可能性等について展示がされております。そっちについて書くだけでも文章が丸々ひとつ出来ちゃうんですが今回は省略させていただきます。ビヨどよの管理人としてはね、確認しておくべきことがあるんですよ。ええ。忘れちゃいませんとも!我らが久米田康治の作品がどれだけ並べてあるか、調べるのです!

加賀愛「著者名で五十音順にならんでるみたいですね」

あったあった。これですよ。こんなところにあったのか。














そうか〜、ここに久米田の偉業が学術的資料として丁重に保存されて・・・・・・・・・ん?
ちょっとすいません。なんかおかしかったよね。O.K. もう一度見てみよう。






【デビュー作『南国アイスホッケー部①』となかったことにされている『育ってダーリン!!①』】





    え、      こ れ だ け ?





ちょ・・・・・・久米田・・・・・・久米田せんせえ〜〜〜〜!!!


加賀愛「(ガーーーン)」


おいおい、資料って呼べるレベルじゃねえぞ!!(泣)



これは・・・寄贈する方もね、いえ、たぶん寄贈なんでしょうけどね、これ、
「世に久米田康治の仕事を知らしめるチャンスだわ!」
って感じで寄贈したんじゃなくて、
「この本もういらね。ブックオフ売っても二束三文にしかならねえし、寄付でもするか。」
って思ってたんじゃないですか?絶望した!


(※注:所蔵資料検索のページを使うとどうにか久米田先生の著書が確認できました。しかしまだ30冊。中途半端だなぁ。まだ整理中のようですし、他の作家も全冊そろっているのは珍しい状況だったので、これから充実することを期待しましょう。しかし現時点で確認できたのは2冊のみでした・・・。)

風浦可符香「いやだなあ 大人気でみんなが読んでるから本棚に並んでないんですよ」

そうだよね!きっとそうだよね!アハハハ!

風浦可符香「あるいは入手困難状態なのかも」

加賀愛「あの・・・でも コナンくんや犬夜叉はちゃんと並んでますよ?」

・・・・・・・・。

加賀愛「ひっ・・・・・・ごめんなさいごめんなさい!私何か余計なこと言っちゃいましたか?!」

いや、いいんだよ。グリーンだよ。分かってましたよ。最初から。久米田作品なんてそんな扱いだって。そもそも「チンコの家出」とかいうタイトルのマンガを見て何を研究するんだって話ですよ。第一話から主人公がケツに単三電池突っ込んだり、第一話から主人公が首吊り自殺し始めるマンガを見て何か社会に還元できるのかって話ですよ!え?頭をか?作者の頭の中身を研究するのか?それとも俺たち読者の頭か?「こんなお下品なマンガを好むオゲフィン野郎はどんな人間か」っていうのを調査するのか?あ?研究すればいいでしょ!さあ研究しなさいよ!頭でも腹でも掻っ捌いて見ればいいでしょ!!さぁ殺れー!一思いに殺っちまえーー!!!殺せーーー!!!





係員「お客さん、困ります!他の方々の迷惑です!!誰か!この人つまみ出して!!」





公式サイト:京都国際マンガミュージアム
参考:京都国際マンガミュージアムOPEN - 夏目房之介の「で?」



ちなみに場所はこちら
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*1:早々とラジオ放送で祝ってしまいましたが11/25でめでたく丸1年を迎えました。ありがとうございます。