さよなら絶望先生オンリーイベントに行ってきたよ(3)


日塔奈美「やっと着いたああ!!」

あそこがハイライフプラザいたばしか。改札出てすぐだな。

日塔奈美「長かった……なんだか3日ぐらいかかったような気がする……(泣)」

……。

日塔奈美「さぁ 行きますよ」

会場30分前なので楽勝だな。


日塔奈美「おわっ!!」 おわっ!!



日塔奈美「こ これはッ……!!」

並んでいる……!!会場内部に……!!全て絶望先生ファン……!!20人?いや、30人……?!



日塔奈美私ってこんなに人気があったんですね!



ないないない。それはない。



日塔奈美「(ガーーーン!!)」

リアルな話、望とか准とか霧とかまといのファンじゃね?

日塔奈美「わかってますよ!勘違いくらいさせてくれたっていいじゃないですか!」

おやおや、日塔さん。貴女ももう高校生ですよ?そろそろ現実というものを直視なさっては?ウププププ!お前って人気まで普通だからなぁ〜。

日塔奈美「酷い!(泣)
ズゴックさんだって勘違い野郎じゃないですか!

去年だって『友達の花嫁姿が綺麗だった綺麗だった』って
話してくる女友達に告って玉砕してたし

ついこのあいだだって別の人から
『彼氏面しないで』
ってフラれてたじゃないですか!

知ってるんですからね!」












そのことはもう忘れたんだあああ!!うああああああああ!!!(ガンッ!ガンッ!)







スタッフA「ヒッ…壁が…!誰かこの人止めて!」

スタッフB「早く!頭が、頭がトマトみたいに……!」



 〜数分後〜



本当にすいませんでした。

日塔奈美「危うく摘み出されるところだったじゃないですか……」

仕方ないじゃないか……二人で会う度にそんな話出されたら
「あれ、もしかしてオレ、遠まわしにアピられてるのかなぁ?」
って思ってもしょうがないじゃないか……。

日塔奈美「わかりましたから 私が悪かったです ごめんなさい」

スタッフC「あの、すいません、その格好…」

はい?

スタッフC「小節あびるのコスプレでのご参加はお控え下さ…」

日塔奈美違います!! 違います!!


〜会場10分前〜


さぁさぁウダウダやってないで僕らも並ぶぞ。

スタッフ「おはようございます。パンフレットをご購入ください。」

1部お願いします。

日塔奈美「はぁ〜 学生は辛いなぁ…」

……。

日塔奈美「会場までの交通費もバカにならないし 今日のバイト断ったせいでまた……」

……すいません。2部お願いします。(泣)

日塔奈美え!いいんですか?

ちきしょーーー!!死ね!!wwww

 

日塔奈美「凄いですね〜 これ〜」

凝ってるな〜。

これは結構経費かかるんじゃないか…中身の印刷代が…外側のカバーが…人経費は度外視としても…。

日塔奈美「生々しい計算しないでください(汗)」

サーセンwww職業柄、どうしても気になってしまって…。

日塔奈美「あ すごーい!先生のパネルがありますよ!」

日塔奈美「みんな写真撮ってる 私も撮ろうかな」

はいはい押さないでー。順番に並んでー。勝手に撮らないでください。一人100円ね。

日塔奈美「な 何やってるんですか!(汗)」

ちっ……見つかったか……。

日塔奈美「見つかったか じゃないでしょ!なんでズゴックさんが仕切って撮影料まで徴収してるんですか おかしいでしょ また摘み出されますよ」

商機はどこに転がっているかわからないのだよ奈美くん。

日塔奈美「もう…本当に…」

そうこう言ってる間に10時ですぞ!



〔アナウンス〕只今よりさよなら絶望先生オンリーイベント「さよなら先生またあした」を開催いたします。



日塔奈美「ゴクリ…」


<その4につづく>