さよなら絶望先生オンリーイベントに行ってきたよ(4)


前回までのあらすじ

幻のトゥーシューズを求め、宿敵アンソニー・ホプキンスプリマドンナの座を巡り対立する奈美。

アンソニーからの数々の嫌がらせをダブルタイフーンで回避するも、「お前はライダーマンのように中途半端なダメ女」と罵られ号泣。だって女の子だもん。

やっとの思いで訴訟に持ち込むも、必殺『羊たちの沈黙』を発動し、だんまりを決め込むアンソニー陪審員も呆れ顔。

果たして奈美はアンソニーのいじめに打ち勝つことが出来るのか?!
YOSHIKIを演じるのはどっち?!
そして紫の菊の人とのロマンスやいかに?!

日塔奈美「・・・・・・もう何も言いません」



〔アナウンス〕只今よりさよなら絶望先生オンリーイベント「さよなら先生またあした」を開催いたします。

日塔奈美「ゴクリ…」

ハァハァ・・・・・・。

スタッフ「では先頭からゆっくりお進みください。パンフレットが見えるように掲げてお入りください。」

日塔奈美「(ドキドキ)」

うっひょっほーーーーい♪

日塔奈美「ちょ ちょっと!もう・・・」

?「 ち ょ っ と 、 あ な た 。 

ヒッ。

?「こんな狭いところで走ったら、周りの人の迷惑でしょう。」

すいません!すいません!

日塔奈美「あ 千里ちゃん」

木津千里「あら、どうしたの。こんなところで。」

日塔奈美「ちょっとね 千里ちゃんこそなんでここに?」

木津千里「私は、晴美に売り子を頼まれて。」

日塔奈美「なーる ・・・あれ ズゴックさん?あれ?」

そうですか〜。そりゃ言われないと分かりませんよ。ええ。つーか、「元気ハツラツ!」なのにご本人が不調とはこれ如何に。あれ?あれ?僕上手いこと言っちゃいましたかー?!

木津千里「なんか、青いシャツの人の前で、がなり立ててるわ。」

日塔奈美「大声上げて恥ずかしいなあ・・・」

木津千里「あ。青シャツの人笑顔が引きつってる。隣の女の人も怪訝そうな目で見てる。」

日塔奈美「知り合いじゃない振りしたほうが良さそうだね」

よお、奈美平!楽しんどるかね!

日塔奈美「ひっ 人違いです!知りません!私こんな人の知り合いじゃありません!」

な?!てめコラ!パンフレット返せコラ!ふざけてると大沢あかねの持ちネタ*1やらすぞコラ!

日塔奈美「う うう〜・・・(泣)」

藤吉晴美「はいはい押さないでー」

日塔奈美「うわ 晴美ちゃんのとこ 凄い列・・・」


〜30分後〜


木津千里「ふう。ちょっと落ち着いたわね。」

こんにちはー。じゃあ、ちょっと失礼して・・・。あれ、なんだ。意外と大人しい本ばかりだな。

藤吉晴美「こんな本もありますよ(ニャマリ)」

『君の瞳は一級(旧)品』 フジヨシコ・作

ちょwww一旧さん本とか!wwwマニアック過ぎだろwwww
なになに・・・

一旧「あの日一夜限りの熱いまぐわい、忘れたとは言わせぬぞ。」
望「いやいや、およしになって。ああれ、ごむたいな!」

 な ん だ こ れ 。

藤吉晴美「やったーーー!!*2*3 *4

木津千里「ちょっと、晴美!」

濃いな・・・流石はオンリーイベント・・・・・・。

日塔奈美「オンリーとか そういうの関係ないんじゃ・・・」

藤吉晴美ズゴックさんズゴックさん」

何。

藤吉晴美

とんちは鮮やかだよ 一級品
度胸は満点だよ 一級品
イタズラ厳しく 一級品
だけど喧嘩はからっきしだよ 三級品

って歌あるじゃないですか」

藤吉晴美「あれ 私は衆道の厳しさについて歌ったものだと解釈してるんですけれどどうおもいます?」

は、はぁ。

木津千里「・・・晴美。・・・自重なさい。」

藤吉晴美「『さぁ、将軍様。(屏風から虎を)早くお出しになってください。さぁ早く。』『さ、流石は一休さんだっ・・・うっ・・・』とか(フンフン)」

木津千里「晴美!!」

日塔奈美「シュウドウって何ですか?」

知りません!知りません!(ぶんばぶんばっ)

<まだつづくの?その5へつづく>

*1:※参考:http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/50987467.html

*2:一旧さんと言えば「やったー」。

*3:会場にいらっしゃった実際の藤吉さん達の名誉の為に言っておきますが、みなさん上品なお嬢さんばかりでしたよ。ええ。・・・本の内容以外は。

*4:ソフトなのがほとんどだったけどね(←読んだのか)