シワとシワを合わせて幸せの青い鳥
小節あびる「さよなら絶望先生 今週のテーマは『1周』でした」
うっひょぉ〜〜〜!あびるちゅわんではないか〜!これはなんという幸せ!今日は僕ちゃんハッスルしちゃうゼ〜〜!ハッスルハッスル〜〜♪
小節あびる「みなさんも『色々試してみたけれどやっぱりこれが一番』ってスタート地点に戻ることありません?」
・・・って、うおおおい!シカトですか?!
小節あびる「私も世界中の動物の尻尾を見てきたけど 最近は『やっぱり柴犬の尻尾が一番かな』と思うようになりました」
またまた素直じゃないんだからあびるんは〜!
小節あびる「シンプル・イズ・ベストっていうかな」
そんなに意識しちゃうほど僕のこと好きなら好きって言ってくれればいいのに〜〜。
小節あびる「孔子の言葉で言うと『過ぎたるは なお及ばざるが如し』とか」
恥ずかしがり屋さんだなぁ、あびぃータンたら!もう!このこの!
小節あびる「何でもかんでも凝ったり派手にすればいいってものじゃないと思うの」
あれ?あれ?ひょっとして怒ってる?
小節あびる「物事には限度ってものがあるし」
「愛ちゃんもいいかな〜」なんて言ってたの聞いて妬いてる?
小節あびる「ところで あれこれ迷うのって あまりイイ印象じゃないかもしれないけれど」
わかった!みんなの前だからそうなのか!しょうがないなァ!ツンデレさんなんだから!
小節あびる「いいものを求めて試行錯誤するのは決して悪いことじゃないと私は思う」
当たり前じゃないか!
小節あびる「だってそれって 妥協していない証拠じゃないですか」
うんうん、妥協してないよ!
小節あびる「結果はどうであれ 最終的に出た結論が最初に戻っててもそれはそれでいいと思うな」
つまりはあれだね!結局、僕しか居ないと!僕が運命の人だと!そう言いたいんだね!
小節あびる「迷う過程こそが大事なんじゃないかと」
迷いなどないさ!白亜紀の頃からT−REXの尻尾より長く君だけを愛し続けているのだよあびるくん!
小節あびる「『幸せの青い鳥』だって結局『幸せは身近なところにありました』っていうお話ですしね」
なんだ!幸せにして欲しいのか!してあげるよ!今すぐ!
小節あびる「・・・・・・・・・」
さぁ!さぁ!教会へ行こう!永遠の愛を誓おう!そ、そしてそのあのキキキキキスをだな!ブチュゥーーーーともう濃厚な熱いヤツを一発ブチかましt
ゴフッ
・・・・・・すいませんでした。ああ、でも包帯で拘束というのもなかなか・・・。
小節あびる「私も小鳥が死んで悲しくて(ダンッ!)」
・・・・・・ヒッ!
き、聞いてない!そんなの投げるって聞いてない!
小節あびる「一時期は『猫もいいかな・・・』なんて思ったり(ダンッ!)」
ちょ、ちょっと待って。こういうのってもうちょっと絶妙に外すもんでしょ?なんでそんなよそ見しながらやるの?!怖いんですけど?ねえ怖いんですけど?!
小節あびる「条約に抵触するような あんな動物に手をだしたりもしたけど(ダンッ!)」
かすった!今かすったから!ねぇ!聞いてるの?聞いてんのかよ、おい!コラ!聞けよコラ!
小節あびる「でもやっぱり小鳥が一番(ダンッ!)」
あっぶねえええええええ!!避けてなかったら刺さってたぞ、このノーコン女が!!運動オンチが!!死ね!早く放せ!放せよー!!
小節あびる「それに気づけただけでも成長かな(ズヌッ!)」
・・・・・・ごめんなさい・・・・・・抜いてください・・・・・・これ抜い・・・てくだ・・・さい・・・・・・。
小節あびる「長々と話しちゃいました 今日はこのあたりで(ドウッ!)」
コハッッ・・・・・・。
あー・・・やばいよ・・・あびるちゃんこれ、やばいよ・・・僕の血が・・・血がガンジスのように命の流れを湛えているよ・・・。意識が・・・意識が朦朧と・・・。