加賀愛キャラクターソング【ありがとう】解説

というわけで勝手に加賀愛のキャラソンを作ってしまいました。ご好評戴きまして何よりです。

↓以下、歌詞の解説です。

メロディーは「俗・絶望劇伴撰集」より「俗・メインテーマ」です。なんでこの曲を使おうと思ったか？もちろん、アニメ第５話の”あの”シーンで流れるＢＧＭだからです。

わたし迷惑かけてませんか
目障りですね？すいません･･･
目立たないように隠れています

冒頭は加賀愛のキャラクター性、彼女の性格を象徴する言葉を原作五十五話のセリフと重ね合わせて書いています。

その方がきっと役に立つから
きっとみんなも幸せだから

実はこの歌、２番の歌詞から先に出来ていまして。１番のこの部分が最後まで浮かんで来ずに悩みました。

最初、ちょっとラブコメチックな歌詞で統一しようと考えていたのですが、「私、迷惑かけてませんか」という、この加賀愛初登場時のセリフ*1があまりにもメロディーにはまり過ぎてしまった為、１番はキャラ紹介でまとめることにしたんです。

そして最終的に彼女の加害妄想という強迫観念、「自分が前に出てこない方が迷惑かけなくていいんだ」という間違った（敢えて”間違った”と言い切ります。）認識、これを強調して締めてみました。哀しい感じがしますね。

「ごめんなさい」は
　何度目でしょう
優しく笑んで
　赦すきみ

書いている途中で２通りに意味が取れることに気が付きましたが、そのままにしました。
さて、この二人は付き合っているのでしょうか。いないのでしょうか。（笑）
みなさんの判断にお任せします。

一応書いておくと、彼は木野くんでないことは確かです。ヤツにそんな包容力はありません。というか、くっつけたくありません。（←そっちがメインでは）

「わたしと居ても
　　疲れませんか？」

ここですね〜。
「楽しいですか　疲れませんか」
にしようとしたんですよ。
でも、念を押すように２回質問させたくなかったんです。

愛ちゃんが彼に対して謙虚に聞きながらも、実は
「ううん、そんなことないよ」
「きみといられて楽しいよ」
という返事を期待しちゃってる、ポジティブな感じを出したかったのですよ。

「楽しいですか　疲れませんか」にすると、もうなんか「この人は私と居て本当に楽しいのかな？」って悩んでる感じがして、１番とさほど心情が変化してませんし。

力なく笑って
　ついてくわたし

ぎこちないんですよね。笑顔が。嬉しいんだけれど、喜びなれていないというか。
あと、愛ちゃんは当然ながら自分からグイグイ引っ張っていくタイプではないので、リードする彼のあとを付いて行くのが相応しいだろうと思いました。

初々しい感じがたまりませんね。流石は俺の恋人だ！もう〜、頬擦りしたい！（←黙れ）

いつかは言いたい
　「ありがとうね･･･」と

絶望放送をお聴きのリスナーの皆さんはご存知だと思いますが、加賀愛役の後藤沙緒里さんがゲスト出演なさったときに
「ついつい『すいません』って言っちゃうけれど、『ありがとう』と言えるようになりたいですね。」
と仰っていたことをここで拝借しております。私もそうありたいですね。

*1:「私みなさんに迷惑かけてませんか？」