人類の進歩と調和を感じる……21世紀が来たんだ!!


ぴうううううう



糸色望「うう 寒いです すっかり秋めいて参りましたね」

日塔奈美「先生ー 今帰りですかー」

糸色望「日塔さん」

日塔奈美「一緒に帰りましょうよ」


糸色望「おや あれはうちの学校の生徒さん達」

日塔奈美「本当だ 何やってるんでしょうね」


さとし「すげーぜこれ!」

かずのり「C,C,が自分の好きなように喋ってくれるなんて!」

みきお「日本 始まったな!」

さとし「お前はなんて言わせたんだ?」

かずのり「『好き…』なーんてな…」

みきお「マジかよ?パネェ!エロすぎだろそれ!」


日塔奈美「(汗)」


ふっふっふっ……。その程度で満足しているとは、片腹痛いわ!

さとし「誰だ?!」

かずのり「貴様 何奴?!」

みきお「我々を対象GUYと知っての言動か!名を名乗れ!」

我が名はズゴック!この世の全てを統べる者なり!!


糸色望「(汗)」

日塔奈美「アイタタタタタ(汗)」


さとし「ズゴック?」

かずのり「ま まさか?!」

みきお「あのパフュームの4人目か!?

いかにも!


糸色望「どうしたんですか 日塔さん まさかお知り合いですか?」

日塔奈美「いいえ!知りません!あんな人知りません!」


さとし「そうとは知らず失礼致しました!」

な〜に。そう畏まるな。脂肪は友達!怖くないよ!


日塔奈美「…なんでしょう あの 変なセリフ」

糸色望「さぁ?少年漫画のヒーロー気取りなのではありませんかね」



かずのり「うす!ズゴック師父ならどのような言葉をC.C.に言わせられるのですか?」

この、あかんたれーーーーーー!!!

かずのり「?!」

嚮主C.C.様とお呼びしろ!!!

かずのり「すんません!うす!」

みきお「では嚮主C.C.様よりどのようなお言葉を賜ることができるのでしょうか?」

うむ、いい質問だ。まずはこれだな!

http://voice.biglobe.ne.jp/geass/play?voice_id=20863

さとし「これは…単純な罵倒ではあるが…」

かずのり「『馬鹿か?』の言い方が すごく見下したような”小馬鹿にされた感”で満ち溢れえいる!」

みきお「無性に腹が立つぜ!」

お次はこれだ!

http://voice.biglobe.ne.jp/geass/play?voice_id=24124

さとし「これは…劇中でも出てきたセリフだが…」

かずのり「取り立てて素晴らしい罵倒とも思えない…」

みきお「俺は床に寝させられる程度では満足できないぞ…」

ドモォーン!だぁーかーらーお前はアホなのだぁーーー!!
いいか、ポイントは主語が「お前は」でなく「男は」であるところだ。「お前は」だと単なる命令に過ぎない。しかーし!これが「男は」になると、事情が違ってくる。つまり、”世の全ての男に対して私はこうだ”という女王様感+”奴隷は自分一人だと思うなよ”という調教感。C.C.様のサディスティックポリシーがわかる名ゼリフなのだ。

さとし「すげぇ!」

かずのり「そんな隠れた意図が!」

みきお「パネェ!」


糸色望「……………………」

日塔奈美「……………………」


極めつけはこれだ。
皆の者、心して聞くがよい。


http://voice.biglobe.ne.jp/geass/play?voice_id=24230





ワオーーーーン!!

さとし・かずのり・みきお「ワオーーーーン!!」




糸色望「…日塔さん 夕立が来そうですよ そろそろ帰りましょう」

日塔奈美「…そうですね そうしましょう」






あ、こら、シカトすんなよ!シカトせずに、しかと見届けろよ。……ぷぷぷぷぷぅ!!


糸色望「黙れ!このメタボ野郎!!」

日塔奈美「先生!相手にしちゃダメ!相手にしたら負けですよ!(泣)」