選ばれし者 〜NANAとのだめを追い越して

第2集発売で今週はあちこちで絶望先生の感想が見られます。
見る方も大忙しです。


blogmap(by 1470.net)では12月21日0時現在、ぶっちぎりで1位です。あの、今年映画化されて、『このマンガがすごい!2006・オンナ版』でも3位だった「NANA」を退けて1位ですよ!

ちなみに第1集発売時には「のだめカンタービレ」を追い抜いて1位でした。

いやぁ、さすが。今巻も絶望先生は(ネット上では)大人気です。
トーハンの売り上げランキングじゃ絶対勝てないけどね!


クソッ、絶望した!偏った人気に絶望した!


秋葉原の書店では3面展開とか4面展開で山積みなのに、*1普通の書店では間違って小学館の棚に置かれたり1冊しか入荷してなかったりすることもある絶望先生単行本。

すき間産業を自負する久米田先生らしいと言えばそうかもしれません。


当『ビヨンド・ザ・どよんど』ではそんな単行本のさらにすき間的な所をピックアップしようと思います。どうせ主だったところは既に他で書かれてるし、読みたいならそっちを読めば良いじゃない!(マリー・アントワネット風に)


(以下、少しネタバレ)

取り上げたいのは「絶望的小咄」に採用されたP.N.「下っぱ・改」さんの葉書。
要約すると
「初めて秋葉原に行ったら『萌え文化について』の取材を申し込まれ、泣きながらとらの穴に逃げ込んでしまった。」
という内容でした。

雑誌の取材と書いてあるのに何故マイクとカメラを突き付けられるイラストなのかはあえて突っ込まないとして、問題はその葉書に対する久米田先生のコメントですよ。





「なぜキミを選んだか考えよう」


バッ・・・・・・www
久米田待てよ!そんなこと書くから、みんな死んじゃうんだろぉぉぉ!!!*2 *3

そんなもん、インタビュアーが一目見た瞬間に
「うわぁ〜、こいつどこからどう見てもバッチリなオタクじゃん!取材対象としてうってつけだぁ!」
って思ったからに決まってるじゃないですか!
わざわざ書くなんてヒドイ!あんた鬼だ!悪魔だ!カフカだ!*4

自分が言われたらやれ「傷つきました」だの「不安定になる」だの言うくせに、同じことを他人にやるのは微塵も躊躇しない、相手がファンでも容赦しない、そんな先生のコメントをこれからも楽しみにしています。(笑)

*1:参考:http://www.akibablog.net/archives/2005/12/2_8.html

*2:死なないで下さい。

*3:あと『ZⅡ 恋人たち』は観に行きませんでした。

*4:わざわざ書く悪魔は私でした。本当にゴメンなさい。