ズゴック、絶望キャラの魅力を語る 〜倫様はイジメっ娘
突然ですが「さよなら絶望先生」では誰でしょうか。やはり、小節あびるでしょうか。*1
真性ドMならば智恵先生のような後天的な職業女王様よりも、あびるのような生粋のサド女に罵られた方がシビれる、という意見を持つのは至極真っ当だと思います。
妹萌えの諸兄に於かれましては、やはり絶倫先生こと糸色倫でしょうか。
糸色5兄弟妹の末っ子である倫は弱冠17歳にして全国に3000人の弟子を持つ*2糸色流華道師範です。性格はしっかりしてそうな反面、わがままを言って周りを困らせてみたり、末っ子&お譲様の属性をいかんなく発揮しております。常時和装のためか実年齢より老けて見えるのが玉に瑕。
ところで、私たちが普段イメージする“年の近しい肉親”という意味での“兄弟”が社会学的に機能するのは、一説には年齢差が5歳以内の場合ともいわれ、それ以上年齢が離れるとその兄弟の人間関係はいわゆる“兄弟”とは少し外れたものになるそうです。*3
糸色家の場合はというと、望は教員なので少なくとも22以上。
縁・景・命はそれ以上なので、倫にとって本当の意味で兄弟と呼べるのは望だけなのかもしれません。
ちなみにファンは彼女を「倫様」と様付けで呼びます。
そんな倫様について久米田先生は単行本第三集の絶望通信でこうコメントしておられました。
「(倫様のイラストに対して)ちょっとまだキャラ固まってないんですよ この娘」
固まってなかったのか・・・。
いや、固まっている。私は固まってると思いますよ。
そう、彼女は
無 邪 気 な い た ず ら っ 娘 お 嬢 様
これです!!
- 21話でキモイだめしを開催。
- 31話で架空のお友達誕生会を行い、ご満悦。
- 32話で望がクリスマスベビーであることを暴露し、苦しみます吊りーにつるしてご機嫌。
- 37話で「大変です!皆さん!兄が無言の帰宅を!」と思わせぶりなこと言って生徒たちを動揺させる。
絶対、イタズラ大好きだろコイツ。
しかしそんな私の倫様キャラクター観に衝撃を与える出来事がありました。第43話でのことです。
倫「お兄様そろそろあの事を許していただけないかしら」
望「倫」
望「なぁなぁで雪どけしてなるものですか」
望「私の心は永久凍土ですから!受けた恨みや屈辱を一生許す事ありませんから!」
望「倫さん あなた1996年の4月3日午前11時に私のフードにゴミを入れたでしょう」
望「絶対に許しませんからねっ!」
一連の発言からからは望の粘着質なキモさばかりが目立ちますが、注目すべきはそこではありません。
倫「お兄様そろそろあの事を許していただけないかしら」
許しを請うている!?
これはちょっと予想外でした。
倫様サポート同盟・通称『セバスチャンズ』*4会長の私としては、倫様はこの手のことをまったく気にしないキャラかと思っていましたが、望が根に持っている、傍から見てもどうでもいいようなことに対して「許して欲しい」と素直に感じているとは・・・・・・!!
ふっ、・・・こんなんでお嬢様をサポートしようなんて甘かったですね。執事とらの穴で修業し直してきます。
なんだかんだで望には嫌われたくないのかもしれません。
いじらしいじゃありませんか。
私が某所で上記の点を指摘したところお褒めいただいたので調子にのってここでも発表することにしました。
つまり、フローチャートにまとめるとこういう事だったんだよ!
「うふふ〜。お兄様を困らせてやる〜。」倫様、思いつく。
│ │
↓ ↓
望、怒る。 望、許す。
「倫さん、許しませんよ!」 「まぁ、いつものことですしね。」
│ │
↓ │
倫様、人知れず落ち込む │
「やり過ぎたかしら……。」 │
│ │
↓ │
倫様「お兄様、そろそろ許して?」 │
望「ダメです!私の心は(ry」 │
│ │
↓ │
しょぼーん・・・ │
│ │
↓ ↓
でも望兄の気を引きたくて懲りずにまたイタズラ♪
こっ、 こ れ は い い 。
いかん、もよおしてしまいそうだ。
当サイトはこれからも倫様をサポート致します。