ご存知 ズゴックの大冒険 byつぼイノリオ

Comic City潜入

「GS美神」の横島忠夫は「死ぬ前に一度でいいから裸の美女で埋め尽くされた日本武道館で、モミクチャにされながら『ジョニーBグッド』を歌ってみたかったーー!! 」とのたまいましたが、私は今、似たような状況にいます。感想?苦痛ぅ〜。(←苦痛って言うな!)

ここは電車の中。密閉状態。押し合いへし合い。いや、そりゃ、このメス豚どもが全部俺様の性奴隷なら話は別ですよ?(←いきなり何を言い出すのか)でも彼女らは見ず知らずの淑女、そして私は地獄のテロリストでも魔王でもなく、小市民。お願い、近づかないで。私の手はここですよ!私の手はここですからね!


・・・・・・さて。コミックシティ62 at インテックス大阪に行ってまいりました。

出来るだけ多く回りたいところですが、本日はとにかくあの方にお会いせねばなりませぬ。この辺のはずだが・・・。ああ、多分あれだな。

「こちらスネーク。ビビッて近づけない。(ぉ」






いやだなぁ。

2,3回うろうろするなんて普通ですよ。むしろ常識・・・・・・ばっ・・・誰がチキンだ!?いいか、「御百度参り」ってあるだろう?あれは「神様に直接会ってお願いするなんて、頭がフットーしそうだよぉぉ!」となるのを防ぐために99回練習するってことなんだぞ?!(←全部嘘)

わかりましたよ。行きますよ。行けばいいんでしょ。俺も男だからね。勇気を出して行きますよ。

「新刊売れちゃったんですねー。」
「そうなんですよー。」
「(本人じゃなかったら間抜けなので自己紹介前に確認を・・・)あの、この本描かれてる方ですか?」
「はい。」







認めない。








ちえさんがこんな、「どこかの企業の受付担当されてますか?」級の美人なんて、あたい認めないよ!オチは?オチはどこ?ハハ、どうせあれだろ?この人の中から「はい、全部幻想でしたー!」とか言ってジャガーさんが飛び出てくるんだろ?(←漫画脳の恐怖)





妄想はさておき。初対面です。ご挨拶せねばなりません。

「初めまして。ズゴックと申します。」
「あー、そうじゃないかと思いました。」
「え・・・?」






 ど こ で ?

1.醸し出すキモヲタ臭で。(フヒヒwwサーセンwww)
2.赤いトレーナーを着込んでいたので「シャアか?!」と気付かれた。(奴が帰ってきたんだ!)
3.あれれ、背中に「こいつはズゴック」って張り紙があるヨ!(ギャフン!)
4.ちえさんがニュータイプ。(人は分かり合えるわ・・・)
5.前世で確か・・・。(天下りし過ぎ)


いや、身も蓋もないことを言うと多分、「総合的になんとなく」だと思いますが。それにしてもこの人がかぁ〜。うわあ、WEBで見たイラストがずらり並んでるー。わーいわーい。ど・れ・に・し・よ・う・k




ズゴックさん、ラジオの声そのままですね。当たり前か。」




ブッ!!!!!!




「(え?え?ちえさん確か掲示板ではチラッとしか見てな・・・
  まさかほぼ毎回聴いてらっしゃ・・・あばばばばば)
 いや、あはは、毎度下品な放送で申し訳ございません。」










ヤバイ、恥ずかし過ぎる。









もうね、汗、出る出る。ちちち違うんです。3階のスペースは他のフロアに比べて密閉性が高くて、上にあるから暖気が集まりやすいんです。外から来たばっかだし。だからその・・・うわああああああああ!!!!!!

逃げちゃダメだ?

隣のハコニワネットの小香さん*1にもごあいさつそこそこにダッシュハヤテのごとくその場を去る私。


よくよく考えてみたらこのサイト始めてからうちの読者の人に会うのって、ちえさんが初めてなんですね。ネットでの知り合いにリアルで会うの自体がもう2年ぶりぐらいですよ。じゃあ仕方ありませんね。うん、仕方ない。そうだね。プロテインだね!
















慌て過ぎてせっかく用意してた差し入れのボンタン飴、渡しそこねた・・・。orz
戻らねば・・・。








通過儀礼の品です(ニヤリ)」とか!
「オブラートは剥がしてお食べください(ニヤリ)」とか考えてたのに!

「あ、これ差し入れです・・・。」って普通ぅ〜〜に渡してしまった・・・。
なんだ俺は?久しぶりに会った姪っ子にお菓子を差し出す、どこぞの親戚のおじさんかっ?!絶望した!(泣)


愛、燦燦と

今度はちょっと落ち着いたのでお話できました。*2

話を聞いてて思いました。やっぱりすごいわこの人。久米田愛が半端じゃない。
私は仕事もしているし、これで儲けようとかいう気は毛頭ないんです、と。
この同人誌一冊一冊は私のファンレターなんです、と。
ズゴックさんがサイト作るのと一緒なんですよ、と。

 わ か り ま す 。 

多分、”描かずにはいられない”んでしょうね。きっと。
大好きな物がそこにある。これを自分の内に秘めておくことなんて出来ない。称えたい。表現したい。抑えきれない気持ちを外に向けたい。その後の手段は人それぞれだけど、人類はそうやって文化・芸術を育んできたんですよ。

もうね、久米田康治について語るときのちえさんの目が輝いてるのww
ああいう目をした人に時々出くわしますけれど、彼らは一見、目の前の人に話しかけているようで実は自分の愛でる崇拝対象に向けて語りかけているんだよね。そのまた幸せそうなこと。

他にも貴重なお話を聞きました。ありがとうござました。

笑顔ーのふれーあいー●っかほっか亭♪

さて、楽しいと時間がすぐに流れてしまいます。他のところを回りましょう。会場を見渡すと秋よりかなり多かったです。冬コミ直後ですしね。場内には薔薇乙女なお姉さんがお父様と一緒に歩いておられました。私が幼少の頃「シンタローはん、友達になっておくれやす」とか言っていたキャラがシンちゃんと友達以上の関係になっていたり、すいません、それ、数年前に任●堂が訴えてませんでしたか?というジャンルの方とかも。
とある壁サークルさんは私が熱心に吟味して買っていたのに気を良くされたのか「これも持って行ってください」とおまけで新刊1冊くれました。他にも掘り出し物で「軍艦島」のDVD見つけちゃいました。


総じて何が魅力ってね、ここではほぼ「作った人=売ってる人」なわけですよね。作者と直接やりとりができる、感想が言える、それに反応が返ってくる。こんなに魅力的なことはありません。


ああ、もうこの世界抜けられない・・・・・・。w

*1:人畜無害な柔らかい絵柄で柔らかいお話をお描きになります。

*2:「もう色々回られましたか〜?」と向こうから話しかけてくださいまして。本当に気を遣わせて申し訳なかった。