映画ネタ

先週はシャマラン映画で、今週はビッグフィッシュですか。相変わらず久米田先生も映画好きですね。
シャマラン映画…「ハプニング」も!「ハプニング」も!

「ああ……」

ってな感じの話ではありましたが、好きですよ?私はあの監督。

アンブレイカブル」とか。「ヴィレッジ」とか。ねぇ。好きだけどなぁ。なんかもう、「レディー・イン・ザ・ウォーター」*1あたりから彼も吹っ切れたようでw 

「私はもう何を撮っても文句言われるから」って自嘲してましたが。

それでもハリウッドが新作を作らせるってことは、商業的にそこそこ成功してるってことなんだよなぁ。

『ハプニング』のパンフレットのインタビューで「人間が繰り返し同じ言葉を言うのは何かがおかしくなっている証拠で、恐ろしい状態」てなことを答えてましたが、「ワタシ壊レチャッテマスカ?ワタシ壊レチャッテマスカ?」とか言ってた羽美を思い出して吹きました。

確かに地丹や羽美がああいう2重台詞を多用するようになってから、
「久米田先生、この頃不安定だったのかな?」
と思いましたもん。意味不明の繰り返しは恐ろしいです。

おそらく次も見に行くんだろうなぁ。シャマラン映画。「今度はどこにカメオ出演してるんだ?」とか思いながら見るんだろうなぁ。


で、今週出てきた「ビッグフィッシュ」はティムバートン監督の作品ですね。そういえば「チョコレート工場」も彼が監督でした。趣味が合うぜ久米田!

ん〜、あれは全体的にファンタジーシーンの画が奇麗でしたね。日本人で言うと中島哲也監督のような、極彩色が好きだ!という感じの。
父親と確執をもった主人公の物語で。しょっちゅうジョークばかり言って真面目な話をしたことがない父に「あいつは嘘つきだ!」と怒る主人公。父親が語る自分の昔話も「んなわけねえだろ!」レベルのお伽噺ばかり。しかしそんな父が死ぬ段となって、徐々に彼が話した素っ頓狂なホラ話も実は100%の嘘ではなく、多くの人から愛される素晴らしい人物だったということが判明していく、そんな話だったと思います。

ティムバートンといえばジョニーデップですが、私は「シザーハンス」をやっているのがジョニーだと後で知り、びっくりしました。ちょうど「シークレットウィンドウ」見た直後だったんで。「これが同一人物?!」と驚きました。ああいうのを凄い役者っていうんでしょうね。


日本で奴に勝てるのは松山ケンイチしかいない。(笑)
DMCも見ましたよ!お勧めです!星5つです。面白かった。
あれは続編作りそうな気がするなぁ。サタニックエンペラー編もクラウザー?世編もありますしね。

ジャックイルダークは誰がやってるんだろうと思ったら、


ジーン・シモンズwww


言わずと知れたKISSのベースボーカルですよ。

彼らが居なければこの漫画も、聖飢魔IIも、マリリン・マンソンカブキロックスもw生まれなかったのではないかと思われる偉大なバンド。ロック全体に絶大な影響を与え、世界中のキッズを虜にしたバンドのメンバーがこんな色モノに出てくれるなんて。(笑)

ジーンは「ロック界で最も成功したビジネスマン」と言われている人です。DMCのアルバムにちゃっかりKISSのアルバムの告知が載っているあたり、さすがと言わざるをえません。


ちなみに原作で私が一番好きなシーンは、ヘルヴェタから逃げ出した根岸を、いつもだったらブチ切れてリンチするはずの社長が、一人静かにステージを見守り、根岸が戻ってくる気配を感じて「来た!」と嬉しそうに眺めているところです。

なんだかんだ言って相当信用してるってことだよね。

*1:ヴィレッジとレディー・〜で主演した女優さん、サムライミのスパイダーマン3でも準ヒロイン役で出てましたね。正直、キルスティンより彼女の方が美人(略