糸色家の一族 〜他人の不幸は密の味〜

あれ、あれ、その魔法、確かネギ先生も使って・・・・・・またパk*1






さて。
読者の皆さんは絶大先生をご存知でしょうか。

糸色大〔いとしきひろし〕。元禄より続く名家・糸色家当主にして、糸色五兄弟妹*2の父。職業は地元選出の代議士(衆議院議員)。七十三話まで一度もその姿を現したことはありませんが*3、子供たちの大半が独立をした今もなお、彼らに絶大な影響を与えているだろうことは彼らの言動からうかがい知れます。

たとえば五十話で倫が一旧から無理矢理アレ*4を入れられそうになったとき、兄の望は諦め気味にこう言いました。
「あきらめなさい倫 父上はこーゆう面白い事を簡単に許すお人です」
ひ、一人娘なのに・・・そんな軽い扱いなのか倫様・・・・・・。ww

また六十七話では望の知らない間に実家の土地建物が望へと相続され、*5「世界(親の)遺産」として教養番組で大々的に放送されてしまいました。先生かっこ悪い!

この時、妹の倫は
「まあよろしいじゃありませんか お父様は面白ければ何でもありな方」
と、絶望する兄を嬉しそうにたしなめていました。仕返しですか、倫様?w

「この親にしてこの子あり」といった感じの糸色親子。ああ、こんな家に生まれなくてよかった。それにしても代議士がこんなチャランポランな性格でこの国の政治は大丈夫なのか。というか長男が絶縁状態という時点で週刊誌にスッパ抜かれるくらいのスキャンダルだと思うんですが。こういう父親だけに「一度『お前たちの結婚を認めるわけにはいかん!』と言ってみたかったから」とかいう、どうでもいい理由で絶縁してそうで怖い。

一族中でも食物連鎖の最下層に位置してそうな絶望先生は、いつもイタズラの格好の的になっているようです。そりゃああいう性格にもなるよね。ひょっとして母親似なんでしょうか。



話は変わりますが今週のネタに鹿児島銘菓ボンタン飴が出てきました。ボンタン飴とパナップは死んだ婆ちゃんがよく買ってくれたので私にとっても思い出深い一品です。どっちかというと兵六餅の方が好きですが。ボンタン飴の食べ方を知らないがためにオブラートをむいて食べてしまう交くん。それを見た周りのリアクションがこちら。


↑奈美とあびるの表情がイイ。

「ふふふ。まだまだ子供ね、坊や。」って感じの目線がイイ。

願わくばこの目線で私のこt(検閲削除)


親に捨てられても周りからこんなに愛情を受けて育つなんて交くんは本当に幸せものですね。思えば私もこのくらいの歳の頃が一番女性にモテていたような気がします。戻りたい。あの頃に戻りたい。戻ってお姉さんたちに躊躇なく抱きつ



ん?








騙される幼児を見て大喜びする大人

ちょww何その嬉しそうな顔!最低だな!お前!!www



絶望先生は第二十七話で「あの親の子に生まれたのが間違い!」と言っている辺り、あまり親のことが好きではなさそうですが、血は争えませんね。彼も父からイタズラ大好きの血をしっかりと受け継いでいるようです。



さよなら絶望先生』、来週はお休みですよ・・・・・・。

*1:魔法を題材にした時点で被るのは不可抗力みたいなもんですからね!

*2:上から縁〔えにし〕・景〔けい〕・命〔みこと〕・望〔のぞむ〕・倫〔りん〕

*3:一度だけ久藤くんの妄想の中に登場

*4:

*5:法律用語的には「相続」ではなく「贈与」のような気がします(こちらも被贈与人の受諾が必要)が、面白ければなんでもアリらしいので細かいことは気にしない方が良いでしょう。